地産食材と農業体験を提案するウェルネス・コミュニティ施設

「ひなたのテラス」 2024年春にオープン


 

わたしたちは、軽井沢町大日向地区にある「旧大日向教会・聖ヨゼフ保育園」の建物を再活用する形で、2023年10月に「軽井沢アンワイナリー」を開設しました。

 

この大日向地区は、浅間山の南麓に広がる高原で、満州 (現中国東北部) の開拓植民地から帰国した長野県南佐久郡大日向村の人々が、1947年に入植し、開墾して暮らした土地です。「旧大日向教会・聖ヨゼフ保育園」は、当時、軽井沢聖パウロ教会の主任司祭だったコンラード神父が大日向開拓団の人々を支えるために、開拓団の人々と協力して1953年に開設した文化財です。

2011年に閉園するまで、938人の子どもたちが卒園。黒田清子(紀宮)様が幼少時に、4年間ほど毎夏ここで地域の子どもたちと過ごされたそうです。

 

70年間にわたって地域の方の心の拠りどころだったこの場所を再利用して、わたしたちは地域に開かれた新たな拠点の創出を計画しています。この新拠点は、地産食材と農業体験を提案するウェルネス・コミュニティ施設「ひなたのテラス」として、2024年春にオープン予定。

 

ワイナリー開設と併せて、園庭だった場所にワインぶどうを植えて試験栽培を始めています。軽井沢でワインぶどうを栽培し、「軽井沢産ワイン」をつくる取り組み、「軽井沢ワインプロジェクト」も2023年10月にスタートしました。

 

軽井沢ワインプロジェクト」についてもっと知りたい方はこちら >  

「ひなたのテラス」所在地: 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉5670-1  Googleマップで見る 

軽井沢町大日向地区
軽井沢町大日向地区の遠景